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十数年前、オーストラリアのウルルに登った。ウルルは先住民の皆さんにとって神聖な場所であり、登ってほしくないと思っていることも知っていたが、どうしても行ってみたかった。
日本の管理された観光地とは違い、急坂には鎖が打ってあるのみで「自己責任でどうぞ」という場所だった。友達と２人、最初からスキー上級者が滑るような急坂を鎖を掴んで登り、友達は５分で「やめようか」と言ってきた。
それをなんとか励ましつつ、２時間かけて山頂まで辿り着いた。見渡す限りの草原と巨石群。しばらく２人で会話もせずにただボーッと見ていた。
その時思った。地平線というのはとてもカラフルだな、と。別に建物が立っているわけでもない、見渡す限り人工物はほとんど見えないその景色で、なぜか私はそんなふうに感じた。ちょうど社会人になって数年経ち、いろいろな仕事を任されるようになったことで辛さを抱えている時期だった。この景色を見てそういう悩みが小さいことだと思った、そんな心も反映していたのかもしれない。
その時からColorful LineというIDを使っている。この時の感動が忘れられなかったからだ。
こんな体験をさせてくれたウルルを神聖に思っている方々も含めて、全ての人に感謝した。
考えてみれば私はさまざまなことに興味があり、私の人生もまたColorfulなLineの上を歩いているようなもの、今はそう考えている。だから、Colorful Line。私の興味あるいろんなことを書いていきたいという決意を込めて。
そもそもアウトプットしたいと思ってこのブログを始めようと考えたので、その時で自分がアウトプットしたいなと思ったことを書いていきたいと考えている。
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